里庄町が実施のがん検診・健康診断・人間ドック

健診・検診の種類

里庄町の実施しているがん検診・健診は以下です。

①胃がん検診（X線、内視鏡）
②大腸がん検診
③肺がん検診
④子宮がん検診（子宮頸部）
⑤乳がん検診（視触診＋マンモグラフィ、乳房超音波）
⑥前立腺がん検診
⑦骨粗しょう症検診
⑧胃がんリスク検診（ABC検診）
⑨腹部超音波検査
⑩特定健診（40歳以上）
⑪若年健診（39歳以下）

他の市区町村で実施している検査項目を殆ど網羅しており、豊富なラインナップと言えるでしょう。

健診・検診の対象年齢

上記全ての検診は40歳以上が対象になっており、40歳以上の里庄町民であれば毎年充実した検診を受ける事が出来そうです。また、胃がんリスク検診（ABC検診）は20歳以上が対象となっているので、若い方やバリウム検査・胃カメラが苦手な方が、気軽に血液検査で胃のリスクチェックをする事が出来ます。更に注目したいのは、30代の女性でも検査項目が充実している事です。他の市区町村を見てみると、30歳の検診はだいたい子宮がん検診があるくらいですが、里庄町は子宮がん検診に加え、胃がんABC検診、乳がん検診（超音波検査）、30代女性の健康診査まであります。食の欧米化などにより罹患年齢が若年化していると言われているので、ここまで検査項目が充実しているのは、若い女性にとってとても嬉しいことです。30代里庄町の女性には、是非とも全ての検査を受けて頂くことをお勧めします。

健診・検診の費用

他の市区町村と比べると、全体的に自己負担額が低いです。ただし、殆どが集団検診での実施になりますので注意が必要です。肺がん検診、胃がん検診（X線）、大腸がん検診、乳がん検診、子宮がん検診、前立腺がん検診、骨粗しょう症検診、腹部超音波検査は集団検診になります。また、特定健診や30代女性の健康診査も集団検診になりますのでご注意ください。集団検診になると自己負担が低くなる傾向がありますが、検査項目が多いので、億劫に思わず各検診の日程をチェックして受診して頂ければと思います。

里庄町の実施けんしん早見表

※詳細条件は里庄町のホームページ等でご確認下さい。

健診・検診の実施期間

里庄町の検診期間は、検査項目によって変わってきます。まず、医療施設で受診が出来る胃がんABC検診は9月～12月30日、胃がん検診（内視鏡）は10月～1月31日になります。また、特定健診を医療機関で受けられたい場合は9月～12月28日になります。その他の検診は集団検診になりますので、里庄町のホームページより実施日程の詳細をご確認ください。またこの期間は、集合検診・バス健診・施設健診というように、健康診断を受ける機会が増えてきますが、12月頃に受診される方は特に注意が必要です。年末付近になると、会社や健康保険組合の健診実施期限と重なることも多いので、健康診断の予約も急激に増え、希望日に施設で受けられない場合が多々出てきます。病院や健診施設のスタッフがバタバタしている中で受けたくない方は、なるべく早めに予約することをおススメします。

健診・検診の受診率

里庄町は全国や岡山県内平均と比較して全体的に受診率が高いですが、胃がん検診のみ低めです。ただし、婦人科検診（乳がん検診、子宮がん検診）はかなり高めななので、女性の健診意識の高さをうかがえます。

※厚生労働省　令和２年度地域保健・健康増進事業報告より参照

健診・検診の実施施設

里庄町内で、町が実施しているがん検診と特定健診を同時受診できる施設は、3カ所あります。ただし、町が実施している全てのがん検診を受けられる施設はありません。町内で受診出来ない項目は近隣市区町村の医療機関と連携して受診することになります。（※令和5年全国健康保険協会岡山支部データより）
令和２年国勢調査のデータでは、里庄町の人口が10,950人になりますが、このうち健康診断や検診の補助が多くなり始める40歳以上は6,797人になり全体の62.1%に及びます。自治体の検診をまとめて受診出来る施設がないのは残念な事ですが、会社や健康保険組合の健康診断や人間ドックの補助を利用して、なるべく多くの里庄町民の皆さんが検診、健康診断、人間ドックを受けられることを祈っています。

検診・特定健診を一緒に受診できる施設

里庄町内の施設

医療法人礒川内科医院

医療法人社団宇根本会にいつクリニック

医療法人萌生会国定病院

（※令和5年全国健康保険協会岡山支部 9月1日時点のデータより）